Q 有害な化学物質か発生しやすい部材って何ですか? A 構造躯体に使われる合板、パーティクルボード、合板フローリングなどに使われる接着剤、塗料の溶剤、ビニールクロスや合成樹脂の床材に使われる可塑材、また、木材の防腐、防蟻のための薬剤などが挙げられます。ただし、最近では規制も厳しくなり、化学物質を極力含まない建材も多く開発されています。
Q リフォームで防音・遮音対策できますか? A まず窓に内窓を付けて二重サッシにしたり、防音・断熱サッシに取り替えします。壁は、ボードを二重貼りにし、二重壁を作って中空層を設けたり、遮音シートを使ったり、グラスウールを入れたり等の方法があります。床の場合は、下地を二重床にしたり防音フローリングを用います。特にマンションで畳やカーペットの床をフローリングにするときは階下への注意が必要です。また、プランニング時に水まわりの壁の横に収納を配置するなども、水音などを軽減するのに有効です。オーディオルーム、ピアノ室などは特に遮音性能の高い内装材や建具の選定が必要です。スペースがあればユニット型の防音室の設置も検討されるといいでしょう。
Q 高齢者に配慮して安全性を高めるポイントは? A 以下のようなポイントがあります。1.トイレの扉は引き戸か外開きにする。2.ドアのノブは扱いやすいレバー式ハンドルにする。3.階段は、可能なら広く緩やかで踊り場付きの曲り階段がよい。4.わずかな段差がつまずきやすい。段差を無くして平らに。5.浴槽の形は和洋折衷型のもので、半埋め込み式がよい。6.階段の照明は、踏み面を集中的に照らす足元灯を併用する。7.玄関や廊下、浴室、トイレ、階段に手摺りをつける。8.車イスで廊下や出入り口を通るには、1m以上の幅が必要。9.床材選びは慎重に。滑りにくい材料がよい。
Q 健康に配慮した建材にはどんなものがありますか? A 内装材では、天然無垢材のフローリングや建具などがあります。その他の木質建材では、ホルムアルデヒドに関する規制があり等級はF★★~F★★★★まで。このうちF★★★★表示の材料は制限なく使えますが、F★★★までの材料は換気の状況に応じて使用面積が制限されます。畳では、備長炭入り、ひのきチップ入り、竹炭入りなどのものもあります。壁材では、断熱性や調湿性に優れている、しっくい壁、けいそう土などの塗り壁材や調湿、吸着機能のあるタイル建材などがあります。また、壁紙ではEマーク、RALマーク、ISMマークなど安全規定を満たした壁紙につけられるマークがあり、このマークのついたものはホルムアルデヒドなどの化学物質が低レベルに規制されています。
Q 高齢者に配慮した浴室にするには? A 介護が必要になった時のことを考え、介護可能なスペース(1坪以上)を確保しておくことが望ましいでしょう。また、浴室の出入り、洗い場での立ち座り時等のために手摺りを取付けることをおすすめします。また、内部はまたぎやすい高さの浴槽で、滑り止めのあるものにし、足先が届く大きさにします。床も滑りにくい仕上げ材を選び、入口は段差が無く有効幅600mm以上の引き戸か折れ戸にし、外から解錠できるようにします。お風呂は最も事故が起こりやすい場所ですから、通報設備を設置する等、安全性の高い商品を選んだほうがよいでしょう。