Q リフォームで防音・遮音対策できますか? A まず窓に内窓を付けて二重サッシにしたり、防音・断熱サッシに取り替えします。壁は、ボードを二重貼りにし、二重壁を作って中空層を設けたり、遮音シートを使ったり、グラスウールを入れたり等の方法があります。床の場合は、下地を二重床にしたり防音フローリングを用います。特にマンションで畳やカーペットの床をフローリングにするときは階下への注意が必要です。また、プランニング時に水まわりの壁の横に収納を配置するなども、水音などを軽減するのに有効です。オーディオルーム、ピアノ室などは特に遮音性能の高い内装材や建具の選定が必要です。スペースがあればユニット型の防音室の設置も検討されるといいでしょう。
Q 高齢者に配慮して安全性を高めるポイントは? A 以下のようなポイントがあります。1.トイレの扉は引き戸か外開きにする。2.ドアのノブは扱いやすいレバー式ハンドルにする。3.階段は、可能なら広く緩やかで踊り場付きの曲り階段がよい。4.わずかな段差がつまずきやすい。段差を無くして平らに。5.浴槽の形は和洋折衷型のもので、半埋め込み式がよい。6.階段の照明は、踏み面を集中的に照らす足元灯を併用する。7.玄関や廊下、浴室、トイレ、階段に手摺りをつける。8.車イスで廊下や出入り口を通るには、1m以上の幅が必要。9.床材選びは慎重に。滑りにくい材料がよい。
Q 高齢者に配慮したトイレにするには? A まず、和式トイレの場合は洋式トイレへの改修をおすすめします。壁には立ち座りを補助する手摺りを取付し、入口は引き戸で、敷居の高さもつまづかないように段差を無くし、入ると明りと換気扇が自動で付き、自動的に消えるような機能にし、便座は自動的にフタが開き、立ちあがると自動洗浄する機能など便利な商品を選択します。他にも便座が昇降するタイプのものもあります。また、トイレの床が廊下より下がっている場合はかさ上げして段差を無くします。
Q 高齢者に配慮したキッチンにするには? A まず、床は濡れても滑りにくく汚れにくい仕上げにします。負担が無い様、クッション性のあるものもよいでしょう。カウンターも足腰に負担がかからない高さのものを選び、安全に配慮し、立ち消えや消し忘れに対する安全装置がついている調理器具や、天板より一段低くなったコンロ、炎が出ない電磁調理器なら、尚安心です。水栓はレバーが操作しやすく、湯温調節が容易なタイプのものがいいでしょう。また、車イスやスツールに座ったままで台所仕事ができるニースペースタイプのキッチンや、キッチン本体に大型握りバー(サポートバー)を設置し体をもたせかけたり、手摺りとして便利に使えるタイプもあり、足元に床暖房、または足元温風機などを取付けるのもおすすめです。
Q 高齢者に配慮した浴室にするには? A 介護が必要になった時のことを考え、介護可能なスペース(1坪以上)を確保しておくことが望ましいでしょう。また、浴室の出入り、洗い場での立ち座り時等のために手摺りを取付けることをおすすめします。また、内部はまたぎやすい高さの浴槽で、滑り止めのあるものにし、足先が届く大きさにします。床も滑りにくい仕上げ材を選び、入口は段差が無く有効幅600mm以上の引き戸か折れ戸にし、外から解錠できるようにします。お風呂は最も事故が起こりやすい場所ですから、通報設備を設置する等、安全性の高い商品を選んだほうがよいでしょう。