性能向上リフォームコレクション
今回は「一部共有型二世帯仕様」のリフォームをご紹介します。
築４１年の民家１階をフルリノベーションし、玄関とお風呂が共有の二世帯の間取りとなっています。親世帯のLDKは、両親ご夫婦２人で、便利に安心して住まえるようコンパクトに計画しました。
キッチン前の腰壁は、手元をスッキリ隠してくれるだけでなく、リモコンや雑誌など、小物置きスペースとしても活用していただけます！
寝室は、LDKと洗面につながるようになっていて、温度差なく移動できます。寝室の近くにはトイレもあって、動線が短くなりました。
お風呂と脱衣室は子世帯と共有ですが、洗面サンルームは、子世帯と親世帯でそれぞれ別で計画しています。
洗濯物も混ざらずスムーズに片づけでき、更に、サンルーム横にWICを設ければ、衣類の収納も楽々です！

デザインリフォーム豆知識
今月は「抜けない柱のデザイン」についてご紹介します。
お家にとっての大事な柱は、時には抜けない事もあるので、デザインとして活用することがあります。
１つ目は「目隠しの格子」
抜けない柱を基準に木材を足し格子を作ることで、リビングとダイニングキッチンを緩やかに区切ることができます。
光や風も通すので、空間んがさえぎられることなく広がりを感じられるLDKになりますね。
２つ目は「オープン棚」
お気に入りの雑貨や植物を飾ったり、ディスプレイスペースとして楽しく活用ができるので、季節の変化に合わせておくものを変えるなど、飾るを楽しめるところが嬉しいポイントです。
３つ目は「ニッチ」
抜けない柱に合わせて壁を作ることで、ニッチを作ることができます。新聞や本などちょっとしたものを置く事ができたり、コンセント類をまとめることができます。
工夫をしながら、豊かな暮らしを考えるのはとても楽しいですね！