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リフォーム知っ得コーナー
今月は、お住まいの診断についてお話しします。
まず、リフォームとは新築との絶対的な違いは、診断をすることです。
現在、建っている住まいが、工法も違えば、材料、築年数、環境、あらゆる条件で、全ての住まいが同じものがないと言うことです。
なので、築年数は何年だから、こうなります。
などという判断は危険なんです。
診断を中途半端にしてしまうと、リフォームが始まってリフォーム出来ない家だったとか、そんな問題になるんです。
診断はしっかり行わないといけません。
これは、国交省も住まいの診断(インスペクションと呼びます)に力を入れるように指示が来ています。
では、診断はどんな視点でみていくのがいいのかと言いますと、3つの視点です。
1つ目は、まず経年劣化についての診断です。
床下にもぐったり、天井裏に登ったりします。
機械を使って数値化できるものは数値化します。
例えば、床下の木材にどのぐらいの水分が含まれているかをみる診断です。
含水率と言います。
これは、シロアリや腐朽菌という害を確認するものです。
他にもサーモグラフィで、雨漏りの原因だとか、断熱の不備などを検査するものもあります。
1つ目の診断だけでも、構造面、雨水の侵入、断熱関係など徹底的にみていきます。
2つ目は、重力についての診断です。
地震というのは、実は、短い時間の中で、強い力が加わって家を倒壊させてしまうものですが、365日毎日かかる荷重があります。
屋根や、家財道具など毎日、住まいに重みが加わっています。
柱や壁に荷重がかかっていて、柱や壁が一階と二階で揃っているとやっぱり柱やハリに負担がかからないので、丈夫になります。
最後に、3つ目の診断は耐震診断です。
震度6強が来た時にどうなるかを数値で表します。
リフォームはまずは診断を徹底的に行うことから始まります。
ずっと安心して暮らすために。