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リフォーム知っ得コーナー
今月は「認知症の予防と断熱の関係」についてお伝えしたいと思います。
日本の認知症患者数は現在600万人。80第では男性が6人に1人、女性は4人に1人が認知症と言われています。平均寿命が延びて長生きするようになった今、認知症はもっとも注意すべき病といえます。
介護に関することを考えても本人や家族にとって認知症にならないにこしたことはありませんよね。
認知症の予防としては「血圧、血糖値を上げないことが重要になってきます。野菜をとることや運動によっても改善できますが、大切なのは生活の基盤となるお家の断熱です。健康に過ごせる冬の室内温度は21度。17度以下からは健康リスクが出てきます。また寒さは運動不足も引き起こすためお家全体を均一に暖かくすることは活動的になり血圧の上昇の予防にもつながるというデータが出ています。
お家全体を暖かくするために弊社がおすすめしているのが「エリア断熱」です。
「エリア断熱」とはリフォーム範囲を魔法瓶のように断熱材で床壁天井を隙間なく囲うことを指します。そうすることによりエアコンで温まった空気を外へ逃しません。
壁・天井には通常のグラスウールよりも細い繊維で高い断熱性能を発揮する断熱材を使用します。断熱材も、新しくつくる壁、既存を残した壁、木造、鉄骨などの構造別など適材適所な材料を活用します。
床にはネオフォームという断熱材を使用しています。
壁内の上下の隙間にまで断熱材を施工することで、エリア断熱の効果を高めています。
80歳を過ぎても元気に過ごせるように今からできることを始めていけるといいですね。